このサイトは「うおのめ専用」のサイトなので魚の目のことを中心に書いているのですが、まれに「イボ」の方が来院されます。
ご本人は「魚の目」だと思われて当院での施術をご希望されるのですが、イボの場合当院では施術できません。
イボの場合は、病院(皮膚科)を紹介させていただきます。
今回、似ているようで全く違う「魚の目」と「イボ」の違いについて書きます。
うおのめとは皮膚の最も外側にある「角質」が靴などの圧迫により分厚く肥厚して、その結果痛みを感じるようになるのが「魚の目」です。
赤い丸の部分が魚の目のよくできる場所です。
当院では魚の目を専用の機械で除去していきます。
施術は痛みはありませんので快適に施術を受けていただけます。
イボはウイルス感染によって起こるもので、皮膚の中にウイルスが繁殖してできます。
魚の目は皮膚の外、イボは皮膚の中にできます。
皮膚の中にできるものなので、治療は皮膚科もしくは整形外科での対応になります。
魚の目だと思って、ヘタに触ってしまうと逆にイボが広がってしまう場合もありますので注意が必要です。
病院では液体窒素でイボを凍結させて低温で壊死させる方法を行います。
ある日、息子に足の裏を見てほしいと言われて見てみると、なんと「イボ」が。
病院で取ってもらうことも考えましたが、液体窒素での治療はとっても痛いのと取れるまで日数(数ヶ月かかることも)もかかるので今回お灸で取ることにしました。
要はイボウイルスを液体窒素で壊死させるか、お灸の熱で壊死させるかです。
ちなみに自分の指にできたイボもお灸で取った経験があります。
息子の足を見ると赤丸の部分に小さなイボができていました。
見た目は魚の目と区別が付きにくいのですが、中心部に黒い点が見えますか?
これがイボの特徴で、中の血管が黒い点となって見えます。
イボの大きさに合わせた艾(もぐさ)をイボの上に置きます。
線香でお灸に火を付けます。
とっても熱いのですが、我慢させます。
お灸をしていない部分を指で押すと意識がそっちにいくので、そうさせています。(でも熱いですけどね(‘ω’)
お灸を数回繰り返した皮膚の状態。
お灸で焼けた皮膚が炭化しています。
これを毎日繰り返します。
1か月後の状態。
イボはきれいになくなっています。
お灸をしたのは5日。
もう少しかかるかなと思ったのですが比較的に早くイボが取れました。
うおのめとイボは似て非なるものなので、自己判断せずに専門の病院で診てもらってください。
魚の目診断されたものに関しましては、当店がきれいに除去させていただきますので、魚の目の痛みにお悩みの方はお気軽にご相談ください。