魚の目ケアの専門家の五十嵐です。(スタッフ紹介はこちら)
当院が「うおのめ」の施術を開始してから10年以上が経ち、魚の目/うおのめの総施術数は1000人を超えます。
いただく質問で多いのが、
「魚の目の芯(しん)を取ればもうできないんですよね?」
「ここで(ひまわりで)魚の目を取ればもうできませんか?」
です。
当院の答えは、
「魚の目をキレイに取ることは可能ですが、”放っておけば”必ずまた再発します」
です。
魚の目を当院の施術でその場で痛みのないきれいに取り除くことは可能ですが、残念ながら魚の目は再発率が高いです。
そこで今回は、「魚の目/うおのめはなぜ再発してしまうのか」について書きます。
魚の目/うおのめとは

うおのめとは、皮膚の表面にある「角質」が分厚く肥厚して痛みを伴う状態をいいます。
「角質」とは皮膚の最も外側にあり様々な細菌の侵入や衝撃、刺激から体を守ってくれています。

角質は本来なら最後は垢(あか)として取れていく部分ですが、その角質が取れずに分厚く硬くなることがあります。
それがやがて「痛い魚の目」へと変貌していきます。


魚の目/うおのめの種類
魚の目とは一般名称で医学的には「鶏眼」といい、いろんな種類があります。
医学的には硬性鶏眼、粟粒状鶏眼、軟性鶏眼に分かれます。

硬性鶏眼…角質が肥厚した部分は、飴(あめ)色になっており、見た目にも触れても硬い状態。
粟粒状鶏眼…うおのめの深さは浅く小さな核が形成されています。小さなうおのめが多数の群れとなりできている場合が多い。
軟性鶏眼…足の指にできることが多く、指の間の汗により白くふやけたような柔らかい状態。
魚の目/うおのめの原因
靴などによる圧迫によって角質が肥厚を起こして「魚の目」を発症します。
魚の目の原因の代表例として
- 靴での圧迫
- 外反母趾など足の形状の問題
- 体重の増加
などがあげられます。
よく間違われる!イボとうおのめ
うおのめとよく似ている症状(疾患)に「イボ」があります。
痛み方や見た目がそっくりなので、間違われやすいのですが似て非なるものです。
魚の目が角質肥厚に対して、イボは「ウイルスの感染」によるものでへたに触ると感染が広がる可能性もあり注意が必要です。


魚の目の芯(しん)を取れば再発しない?
よくいただく質問に
「芯(しん)を取れば再発しないんですよね?」
があります。

残念ですが、芯(しん)をとっても魚の目は再発します。
魚の目は原因を除去しない限り再発する
魚の目の原因は上でも書いたように靴や外反母趾などによる皮膚への刺激によって生じる角質肥厚なので、その部分に受ける刺激(靴による圧迫などの原因)そのものを除去しなければ必ず再発します。
当院の施術により、うおのめをその場できれいに除去することは可能です。
ですが、その状態を保つためにはなぜ魚の目ができたのか?の原因を除去する必要があり、そこが除去できなければやはり再発してしまいます。
魚の目の再発を防止する
うおのめ(=角質の肥厚)はある日、急にそこにできるものではありません。
角質が少しづつ積み重なり、やがて分厚く肥厚してそれが神経を刺激しだし痛みを感じるようになります。
角質を積み重ならないようにする以外の対処方法はありません。
ではどうすればいいのか?
①まずは当院でうおのめをキレイに除去する
②毎日ヤスリでこする
③保湿クリームをつける
④魚の目の原因を除去する
まずは当院でうおのめをキレイに除去しましょう
痛みがある場合、まずは魚の目をキレイに除去しましょう。
自分で魚の目を何とかしようと市販の軟化剤やカミソリで削る方もおられますが、痛みを伴う魚の目をご自身で完全にキレイに除去することは無理です。
プロである当院にお任せください。
当院では専用の器具でキレイに魚の目を取り除きます。
施術は痛くありませんのでご安心ください。


毎日紙やすりで削る
当院で魚の目をキレイに取ったとしても放っておけば必ずまた再発してしまいます。
毎日少しずつ積み重なって硬くなった角質が魚の目の元になりますので、角質が積み重ならないように毎日少しずつ角質を削ります。
当院では「紙やすり」を使用した方法をアドバイスしています。
方法はお風呂に入る前に紙やすりでやさしく1分くらい削るだけ。
魚の目を除去した後でその方法を詳しくお伝えします。


保湿クリームを塗る
角質肥厚の原因の一つに乾燥があります。
特に足の裏は乾燥しやすいので、お風呂上りにしっかり保湿クリームを塗り乾燥を防ぎましょう。
魚の目の原因を除去する
足の裏の魚の目はその部分に繰り返し圧迫を受けて角質肥厚を起こし痛みにつながるのですが、なぜその部分に圧迫を受けているのかを考えなければいけません。
歩き方の問題なのか?
足の形状の問題なのか?
生活習慣なのか?
原因と考えられるものを改善していくことで再発を防止します。
日常生活上での注意点などをアドバイスさせていただきます。

最後に
魚の目は残念ながらとても再発率が高いです。
ですが、予防することで再発までの期間は伸びますし痛みのない状態をキープすることも可能になります。
魚の目の痛みでお悩みの方は当院へお越しください。
その場で痛みからの解消をお約束します。
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